側弯症に対しての骨盤矯正と姿勢矯正

18年05月15日


愛知県豊田市のえかく水野整骨院です。当院では、骨盤矯正、産後骨盤矯正、姿勢矯正などの矯正治療を行っています。また、交通事故によるむちうち症の改善にも力をいれています。

 

当院で、姿勢の矯正をしていると時々①側弯症と過去に診断された、②また会社の健康診断でそのように診断された、③さらに小学生のころに側弯症と診断され、かたいコルセットを何年かしていた、④側弯症の手術をしたという患者様がみえます。

 

側弯症とは、簡単にいうと背骨が変形する疾患です。本来は背骨は前からみるとまっすぐですが、横からみると緩やかなS字型をしていて体をささえています。その形がくずれ脊柱が変形し、そのうちねじれをともなって横に曲がってしまうものを側弯症といいます。

そのうち多くは特発性側弯症といわれ原因がはっきりしていません。また、そのうちのほとんどは、10歳代の思春期の女子に発症します。その中でその側弯の度合いをみるのがコブ角といわれています。

コブ角:25度以下なら経過観察で定期的に検査をしていき進行していないか観察をしていきます。25度をこえると装具療法を行います。固いプラスティック製のコルセットを作りしばらくの間コルセットを使用して経過観察をしていきます。40度をこえると手術適応ですがひとくくりではなくそれぞれの症状によって対応が違います。

 

当院での骨盤矯正や姿勢矯正の対象としては、手術をしたものでなければ対応します。すなわち①側弯症と診断されたものの経過観察で終了したもの、②コルセットをしばらくの間していたがその後はほっておいたもの、③会社の健康診断で側弯症と診断されたもの④手術はしなかったものの治らないものと思ってあきらめていたもの、などがあげられます。

 

当院に来院される側弯症と診断された方は、小学生や中学生のころ診断されそのままほっておいた方で、たまたま最近腰や背中が痛くなって来院される、という方が多いです。症状としては、①腰痛、慢性腰痛 ②肩こり、偏頭痛 ③肩甲骨まわりの痛み ④下半身の重さ、だるさ などを訴える方が多いです。そしてまず、現在の痛みをとる又は軽くする。そのついでに姿勢もよくしたい、という希望があります。そのような方はだいたいコブ角でいうところ25度以下なのでこれは、骨盤矯正、姿勢矯正でかなり姿勢は改善していきます。

 

また、それ以上にコブ角が大きい側弯の方も徐々に改善をしていきますが、時間や回数は軽度の方よりは多くかかります。痛みの改善や筋肉のかたい状態の改善、姿勢の改善も徐々にしていきます。お悩みの方は一度お試しいただくとよいと思います。



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