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2021/01/21

(参考②)脳腫瘍(良性)の手術のための入院から術後1日

昨年11月17日に脳腫瘍(良性)の摘出手術を行いました。前回は、脳腫瘍の発症から入院するまでの経過を書きました。今回は、入院してから摘出手術。そして術後1日までの症状経過です。

 

(入院から脳腫瘍摘出手術まで)

前回もあげた画像の結果かなり大きな腫瘍があったので、入院してからまた、MRI やら血管造影検査やら当然血液検査、そして新型コロナが流行しているためPCR検査など様々な検査をしました。入院してから手術日まで5日間あったのですが、この間いろいろ検査をしたためにかなり時間をもてあますことはなかったように感じます。手術前から加圧トレーニングのベルトをもちこんでトレーニングなどをしていました。

ただ、体は元気なので今考えるとこの5日間は、いつものように仕事のことなど考えずにある意味幸せな時間だったかもしれません。そして、手術前日にドクターから説明がありました。それは、①おそらく腫瘍は良性だろうということ。②聴神経は細い神経なのと、結構症状が発症してから時間が経過しているのでおそらく右耳は、聞こえなくなるだろうということ。➂目の神経も圧迫されたりしているので、手術をやってもなければわからないということ。④喉の神経にも影響がでるかもしれない。⑤手術時間は、約8時間を予定しているとのこと。⑥いろいろ症状について説明したが、やはり手術で実際頭部をあけてみて腫瘍をとってみなければわからないということ。などでした。

この時、ドクターがおそらく腫瘍は良性だろうということだったので、自分ではかなり気が楽になりました。ドクターは、ほぼ100パーセントの確立でなければ前向きなことを言わないと考えていたからです。おそらく死ぬことなないだろうということで手術はまかせるしかないということで、かなり落ち着いた状態でいたと思います。

 

(手術当日から術後1日間)

手術当日は、自分で手術室まで歩いていきその後は、全身麻酔をかけられたので覚えていません。手術時間は、約13時間。午後1時から始まって次の日の朝3時ぐらいまでかかったそうです。腫瘍自体が大きいのは分かっていたのですが、硬さも硬くなかなかてこずったそうです。そして、神経にもさわっていて、聴神経はもちろん眼神経、喉の神経、顔面神経と小脳なので平衡感覚も影響があったそうです。特に、喉の神経への影響が大きかったそうです。

手術がおわったときに、起こされてそれからは意識が戻っていましたが、そのあと何時間がわからないけど人工呼吸器をつけたまま体を固定されていたのでそれが一番つらかったです。もう2度と全身麻酔の手術はしたくないと思いました。その後、ICUに行き一日寝たままの状態でいました。体を動かそうにも自由がきかないし、声がでないし、眼鏡をつけていなかったので目もよくみえないしで、開頭したところは痛くなかったのですが、反対の左側の背中から腕にかけて痛くて眠れなく痛み止めをうってもらっていました。終わってからこの1日がすごくつらかった覚えがあります。